GGAUSA復興企画 ”ウォーズ”

ゴールドショック

 

方舟で明かされた残酷な真実と、もはやリング内では終わらない闘争の現実、そしてそれにより”兄弟達”は裁かれ、夢果てるのであった。

 

ある者は罰を受け

ある者は逃げる

ある者は故郷に帰る

 

凶悪犯罪者達とひとつの空間にいる。

「豪華客船で選手と密にクルージングを楽しめる」

このコンセプトは崩壊してしまい、船を降りる民衆。

寄港拒否をする街。

 

しかし、それでも残った者は試合を続けた。

追い風に逆らって、歩く男が二人。逆らって歩く男、二人。居るのはただ二人の男。

男、ただ前を向き、ただ上を目指す。

 

ただ、前を向き、ただ上を目指す。
 

 

マクレガーとケネディはたった二人きりの”喧嘩”を始めた。

その果てに、何があるのか。何もありはしない。ないからこそ、求める。人は、求め続ける。

観客もいない2人きりのリングでの激闘を制したのはマクレガーだった。

 

彼は黄金の後継者に選ばれた。

終焉を迎える方舟の最後の王者。

 

 

王者としてマクレガーは沈みゆく船を救う手立てとしてある策を講じた。

GGAへの身売り。

GGAとこの船は本来1つの物だった

 

アダルベルト、冴島、織田。

この3人が作り上げた全てを再び戻し、この船をロンダリングするだけ……

 

その話を聞いたケネディは微笑み、彼に船を託し自身は”家族”の呪いから解放され故郷に戻る事を話した。

 

抱擁を交わし、去るケネディ

 

「お前だけは家族として認めてやるよ」 

 

そう言い残し彼もまた船を降りた。

 

 

マクレガーはヴァンガード織田、冴島らに連絡を取りGGAへの統合を望む。

否定する冴島。

一存では決めれないと答える織田。

 

マクレガーは絶対的指導者であり創設者のアダルベルトと邂逅する事になった。

 

 

重い空気の中であったが、いざ口を開くとアダルベルトは快諾した。

 

しかし、元々は1つのベルト。

統合するにあたってどちらがイニシアチブを取るか……

それを新生した船の最初の興行としてする事を提案してきた。

 

 

日米プロレス戦争の開幕である!

 

 

 

 

 

ということで唐突ですがやります!!!!